田園地帯の大きな家
築66年の空家を夫婦で購入された。
改修にあたって、ご夫婦の要望を上げていただいた。
ご主人様:漫画などの書物がたくさんあるので書棚が欲しい。
奥様:リビングで仕事をしたい。食品庫、ファミリークロゼットが欲しい。
手持ちのステンドグラスを入れたい。
キッチン前の壁にタイルを張りたい。
築年数が新しいが、庭も立派で敷地が300坪近くあり、建物自体も100坪近くある大きなお屋敷。
2階は、ほとんど手が付けておらず、物置程度に使用されていた状態であった。
1階部分だけでも大きなスペースのため、キッチンや浴室等を移動させ急な2階への階段を付け替えて、2階の実質的な改装は次回とした。
施主様は自然素材に興味があり、寝室に現しの丸太梁をみせ、磨いてオイルフィニッシュ仕上げとした。
リビングの床は生き節のある杉板とし、手足にも優しい仕上げとした。
食品庫の扉は左右使い勝手に合わせて、1枚の扉をスライドする形にした。
キッチンのダクトが天井高により露出となったが、スパイラルダクトを使用し美観も損なうことなく仕上げられ雑音についてもクリアすることができた。
床のオイル拭きは、家づくりに参加していたき愛着を持っていただけるよう施主様施工とした。